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進化するだまし絵 だまし絵Ⅱ

進化するだまし絵 だまし絵2

Bunkamura ザ・ミュージアム
東京では10月5日(日)、本日まで。

巡回展は 兵庫県立美術館 10月15日(水)~12月28日(日)
       名古屋市美術館 2015年1月10日(土)~3月22日(日)

2009年のだまし絵展の時には、古典作品も多かったのですが、今回の注目ポイントは現代アート。
ポスターに使われているアルチンボルドは有名ですが、よくこれと比較される歌川国芳などは今回登場しません。

そのかわりといっては何ですが、現代アートの楽しみ方がよくわかる作りになっています。
ともすれば、ぼーっと作品を眺めるだけになりがちな美術鑑賞。
それはそれで、ぼーっとしつつもいろいろ考えたり受け取ったりするのも楽しいものです。

が、この展示は、存外、忙しい。
できれば、気心の知れた人か、親子で謎探しをしたいところです。
こちらから見るとどう見えるか、いったいなぜそう見えるのか。
言ってみれば「芸術を読む」作業を楽しむことになります。

プロローグ
トロンプルイユ 目を騙す
シャドウ、シルエット & ミラー・イメージ
オプ・イリュージョン
アナモルフォーズ・メタモルフォーズ

アルチンボルド、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリットなど、よく知られた作品が登場するのもうれしいところですが、まったく知らなかった現代アートに、頭をゆすぶられるのも気持ちよいものです。

エルリッヒの《ログ・キャビン》 なにか妙な気がする。どうして?と考えて、答えが出たときのすっきり感がいい。ただし、あまりログハウスに馴染みのない日本人には、難しいんじゃないかなこれ、とも思いましたが。

複数で見ながらわいわい相談するもよし。

そして、一人で行くなら、音声ガイドはぜひ利用したい。
八嶋智人さんの軽妙な語りと、メイキングビデオ付のガイドはおすすめです。

できれば、レストランか喫茶店でタイアップメニューを楽しみたかったところですが、見終わったのが8時過ぎでしたので、さすがに間に合わず残念。

せめて、軽食でもということで、キッシュを食べて帰りました。
さんざん、だまし絵を見た後なので、室内なのにテラス席があったり、高い天井、段差の多いテーブル席の立体感に、まだ展覧会を見ているような不思議な気分になってきます。
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次回の展示はBunkamura25周年記念 夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ
2014/10/18(土)-12/14(日)

こちらも楽しみです。
Bunkamura ザ・ミュージアムのよいところは、金曜土曜は夜9時まで開館ということ。
日曜~木曜も夜7時までは開いています。

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