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十三夜(後の月)

今朝、台風が関東を通過し、午後は台風一過の青空となりました。
とはいえ、まだ風が強く、勢いよく雲が流れます。

夕刻、空を見上げると月が見えました。駅の鉄骨の隙間から見える月も冴え冴えとしています。
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この写真でははっきりしませんが、今夜は旧暦9月13日。

名所江戸百景に描かれた月のように、十三夜の月は満月にはまだ足りません。

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月見団子は小金井駅前の亀屋さんのもの。
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帰る頃には流れる雲の隙間から月が見えました。
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『徒然草』が思い浮かびます。
第137段
花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは。

雲の波間に見える月もなかなかいいものです。

  『拾遺和歌集』
 延喜十九年九月十三日御屏風に、月にのりて翫潺湲
                                    よみ人しらず
一一〇六 ももしきの大宮ながらやそしまを見る心地する秋のよの月

延喜19(919)年に清涼殿で月見の宴が行われたとか。

 『挙白集』長嘯子

一〇三三 出づといると山の端しらでわたの原八重の塩路やむさしのの月

今夜の雲はまるで、波のようにも見えます。
八十島やわたの原など海の表現が思い浮かぶのもなるほどと思われる月の夜です。

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