江戸園芸花尽し
会場:太田浮世絵美術館
会期:2009年10月1日(木)~11月26日(木)
最寄り駅:JR原宿駅・メトロ明治神宮前駅
いつもなんとなく混んでいる原宿駅。
その喧噪からちょっと脇道に入ったところにあるこの美術館。
今回は、江戸園芸花尽しということで、植物が描かれた浮世絵を展示しています。
以前、こういう浮世絵を高木盆栽美術館で見ましたが、あちらが閉館してしまいましたので
懐かしく見ました。
植物が描かれた浮世絵といっても、洋画の静物画などと違って、植物は小道具です。
小道具と言ってもそれぞれ重要な位置を占めているのですが。
今もそうですが、江戸の人々が鉢植えを愛好し、
どんな家でも緑を欠かさなかったかという点には驚かされます。
こちらは江戸東京たてもの園の路地の入口ですが、この狭い空間にも鉢植えがいっぱいです。
この鉢植え=園芸植物を浮世絵で見る、という面白い展覧会です。
浮世絵ですので、もっぱら江戸時代の中後期から明治が主体となります。
歌舞伎絵も多いので、歌舞伎の知識があるともっと楽しめます。
歌舞伎を知らなくても、この絵のこの花が福寿草だな、などと絵の植物を確認しながら楽しめます。
また、鉢植えの鉢にもいろいろあります。この展覧会では鉢も展示しています。
園芸にはいろいろと奥深い世界があるようです。
ただし、浮世絵主体ですので、江戸初期の資料がないのが残念なところ。
そこは、これから行われる 江戸東京博物館『いけばな展』で補えるでしょうか。
合わせてみるのが楽しみです。
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