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2009/06/19

2009年は記念の年

書店で『端正・格調高い文章を味わう  中島敦』という本を見つけました。

手に取ると軽い!作品数の割りに安い!『別冊宝島』のシリーズにこんな文学モノがあったとは不明にして知りませんでした。帯に「生誕100年特別企画」とあります。

折しも、今日は桜桃忌。
三鷹や青森では太宰治を顕彰しています。そういえば、あちらも生誕100年記念。今年は「生誕100年記念」という言葉をよく聞きます。

この本の解説の郷原宏氏の文中に、以下のような一文がありました。

明治四十二年は文学者の「当たり年」で、中島敦のほかに、太宰治、大岡昇平、松本清張、花田清輝、津村信夫、菱山修三など、幾多の作家や詩人が生まれた。

なるほど。
中島敦は明治42年(1909)の5月5日生まれ。
太宰治は6月19日生まれ。
大岡昇平は3月6日、松本清張は12月21日。

二葉亭四迷が5月10日に亡くなっています。
伊藤博文が暗殺されたのは10月26日。

明治42年(1909)から100年。ずいぶん世の中は変わったものです(見てきたたわけではありませんが)。

また、記念の話をほかにも聞いたような気がします。江戸東京博物館では
特集 「 荷風と江戸、荷風と東京 」 展を開催しています。
今週末、6月21日(日)までです。
2009年は、文豪・永井荷風の生誕130年、没後50年ということです。

そういえば、芭蕉でも何か聞いたような……。
あああ。『おくのほそ道』320年記念でした。
各地でイベントがあるようです。
東京では出光美術館で9月に展覧会があります。

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2009/06/13

奇想の王国 だまし絵展

Bunkamura20周年記念特別企画
「 Bisual Deception 奇想の王国 だまし絵展
会期:2009年6月13日(土)~8月16日(日)
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
開館時間:10:00~19:00 毎週金・土曜日は21:00まで
最寄り駅:渋谷駅

割引クーポンはこちらから

始まりました!
実は、この「だまし絵」というジャンル好きなんです。

だまし絵。以前、別な展覧会ではこのような趣向をトリック・アートといっていたように思いますが、
今回のテーマは「奇想の王国 だまし絵展」です。

東京会場ではこんな感じでしょうか。
○17世紀・オランダ・静物画・トロンプルイユ
○16世紀・ハプスブルクとアルチンボルド
○19世紀・アメリカントロンプルイユ
○日本のだまし絵
○20世紀・シュルリアリスム/マグリット・ダリ・エッシャー
○現代アート
HPの解説と異なって、まず一見普通の絵に見えてもよーく見るとあれ?枠から人が出てくる?というようなオランダ絵画から始まります。それからおもむろにかの有名なルドルフ2世の絵とダブルイメージの絵画となります。
単に時代順に並べるのと異なり、穏やかな導入~驚きの作品~近現代へという目を引きつける構成です。

だまし絵には
(1)トロンプルイユ(目だまし)Trompe-l'œil
(2)ダブルイメージ(あるものを別な物に見せる)
(3)アナモルフォーシス(歪み絵)
などがあります。

日本の作品もあります。
描表装に影絵に鞘絵、これらは見てのお楽しみということで。

久しぶりに土曜日の渋谷の人混みを抜けて行きましたが、本当に渋谷は若者の街です。
展覧会初日でしたが、けっこう人が入っていました。ここは夜間開館を行っているので5時過ぎでしたが観客も若者が多くて驚きます。まあこのテーマなら確かに若者向きかも。
カップル率が高いのはなぜ?
でも、これは謎解きの楽しみもあるので、確かにデート向きですね。
最後の現代アートの写真(本城直季)の技法を男の子がいっしょうけんめいに女の子に説明しているのが微笑ましかったです。

図録は2,500円。この分野がお好きならこれらの本もおすすめです。


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2009/06/03

日本の美と出会う-琳派・若冲・数寄の心-

細見美術館開館10周年記念展
日本の美と出会う-琳派・若冲・数寄の心-

会期:6月3日(水)~15日(月)
会場:日本橋高島屋 8階 ホール
主催:毎日新聞社 企画制作:毎日放送
入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
入場時間:午前10時~午後7時30分(8時閉場)。
ただし、最終日15日(月)は午後5時30分まで(6時閉場)。

 京都にあって琳派コレクションを四季折々に展示している美術館、細見美術館の記念展が東京に来ました。
この記念展は京都大阪と各地の高島屋をめぐって、今日から東京です。
詳細はこちらの毎日放送のサイトにあります。

この展覧会はこのあと冬に名古屋に移動します。
2009年12月28日(月)~2010年1月11日(月・祝)
ジェイアール名古屋タカシマヤ10階特設会場

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2009/06/02

横浜開港記念日

6月2日は横浜開港記念日。

1859(安政6) 年、安政の五カ国条約にもとづいて横浜が開港されて150年。
今年は150周年ということでさまざまなイベントが行われています。

2日で「横浜浮世絵~近代日本をひらく」展は終わってしまいましたが、
来場者は4000人を突破したということです。
残念ながら行けなかったので、ほかの美術館博物館を見てみると、それぞれおもしろそうです。

○神奈川開港・開国150周年メモリアルイベント
「横浜開港百五十年 -神奈川・世界との交流-」
 会期:2009年4月25日(土)~6月14日(日)
 会場:神奈川県立歴史博物館
 最寄り駅:東横・みなとみらい線 馬車道駅より1分/市営地下鉄 関内駅9番出口から徒歩5分/JR 桜木町駅・関内駅から徒歩8分

○平成21年度 横浜開港資料館 第1回企画展示
開港150周年記念
「港都横浜の誕生-新発見資料に見る近代化の原点」
 会期:2009年4月22日(水)~7月26日(日)
 会場:横浜開港資料館
 最寄り駅:みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口から徒歩2分

○横浜開港150周年記念 Part1
「絵地図・浮世絵にみる開港場・横浜の風景」
 会期:2009年5月23日(土)~7月5日(日)
 会場:横浜市歴史博物館
 最寄り駅:横浜市営地下鉄「センター北駅」1番出口から徒歩5分

○横浜開港150周年関連事業
「イリス150周年-近代日本と共に歩み続ける或るドイツ商社の歴史」展 
 会期:2009年4月6日(月)~6月7日(日)
 会場:横浜美術館アートギャラリー1、アートギャラリー2
 ※入場無料

○「フランス絵画の19世紀」展
 会期:2009年6月12日(金)〜8月31日(月) 
 会場:横浜美術館
 最寄り駅:みなとみらい線(東急東横線直通) みなとみらい駅/JR線・横浜市営地下鉄線 桜木町駅

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2009/06/01

2009年6月の展覧会

6月になりました。
 5月の学会シーズンも一段落。とはいえ、自分の研究に追われて結局どこへも行きませんでした。
 週末毎に雨でしたし。
 
 学会シーズンには大会に合わせて大学所蔵の資料展示も行われます。
 6月上旬までは早稲田大学や日本大学で展示が行われています。
 ふだん、見づらい個人蔵の書籍なども見られるのが魅力です。

 また、横浜開港150周年記念のイベントが始まっています。
 本当は、今日行くつもりでしたが、さすがに風邪気味で咳き込みながら歩くのは迷惑かけそうで(新型インフルエンザではありません)。ごめんね。K女史。Line01

◇明日(2日)まで
  横浜浮世絵~近代日本をひらく 横浜高島屋ギャラリー(8階)
   最終日は午後5時まで

○特別展 興福寺創建1300年記念 「国宝 阿修羅展」
2009年3月31日~6月7日,東京国立博物館(東京/上野)

○国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア
2009年4月4日~6月7日,Bunkamura ザ・ミュージアム(東京/渋谷)

○「源氏物語の絵と注釈」展
2009年5月22日~6月10日,早稲田大学総合学術情報センター(東京/早稲田)

○国立西洋美術館開館50周年記念事業/日本テレビ開局55年記念事業「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」
2009年2月28日~6月14日,国立西洋美術館(東京/上野)

○皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界
2009年4月14日~6月14日,東京芸術大学大学美術館(東京/上野)

○芸大コレクション展 春の名品選
2009年4月14日~6月14日,東京芸術大学大学美術館(東京/上野)

○うたのほんー箏・三味線音楽を中心に
2009年5月17日~6月14日,天理ギャラリー(東京天理教館9階)(東京/神田)

○「子どもとお菓子」展
2009年5月17日~6月16日,虎屋ギャラリー(東京/赤坂見附)

○近世文藝の輝き―早稲田大学所蔵近世貴重書展
2009年5月14日~6月18日,早稲田大学大隈記念タワー(東京/早稲田)

○春季展示 「近代絵画、セザンヌから梅原・安井まで」
2009年3月28日~6月21日,永青文庫(東京/江戸川橋・雑司ヶ谷)

○特別展 松浦家とオランダ残照
2009年5月16日~6月21日,五島美術館(東京/上野毛)

○王朝歌物語の世界
2009年5月20日~6月25日,日本大学(東京/下高井戸)

○『芳年 -「風俗三十二相」と「月百姿」-』
2009年5月1日~6月26日,太田記念美術館(東京/原宿)

○三井家伝来 茶の湯の名品
2009年4月15日~6月28日,三井記念美術館(東京/三越前)

○旅へ。所蔵品でめぐる異国の風景
2009年5月30日~6月28日,武蔵野市立吉祥寺美術館(東京/吉祥寺)

○浮世絵に見る歌舞伎名場面
2009年6月6日~6月29日,UKIYO-e TOKYO(東京/豊洲)

○エカテリーナ2世の四大ディナーセット ヨーロッパ磁器に見る宮廷晩餐会
2009年4月16日~7月5日,東京都庭園美術館(東京/白金台)

○動物を愛した陶芸家たち バーナード・リーチから形象土器へ
2009年4月25日~7月5日,ニューオータニ美術館(東京/赤坂見附)

○NHK大河ドラマ特別展 天地人―直江兼続とその時代―
2009年5月30日~7月12日,サントリー美術館(東京/六本木)

○日本の美・発見II やまと絵の譜
2009年6月6日~7月20日,出光美術館(東京/日比谷)

○唐三彩と古代のやきもの
2009年5月30日~7月26日,静嘉堂文庫美術館(東京/二子玉川)

○特別展 向付 茶の湯を彩る食の器
2009年6月27日~7月26日,五島美術館(東京/上野毛)

○ル・コルビュジエと国立西洋美術館
2009年6月4日~8月30日,国立西洋美術館(東京/上野)

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