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2007/07/21

マリー・アントワネット

DVDで『マリー・アントワネット』を見ました。

アカデミー賞《衣装デザイン賞》受賞!作品ということで、見たかったのですが、確かに豪華な衣装でした。
いえ、豪華というだけではなく、凝ったといったほうがよいでしょう。

14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユに暮らす孤独な王妃の物語

原作のアントニア・フレイザーの『マリー・アントワネット』も読んでいましたが、なかなか新鮮な驚きを味わうことができる映画です。

音楽が強調するのは、満たされない気持ちでいっぱいのセレブの女の子~というマリー・アントワネットです。
さすがに途中でうんざりしそうになります。
というのも、マリー・アントワネットのうんざりした様子が、いやというほど伝わってくるからです。

ヴェルサイユの宮廷における王族の生活は生活全てが見せ物です。そのばからしさにうんざり。

結婚してみても、夫であるルイ・オーギュストとはなかなか仲良くなれず。
世継ぎの王子を生まないとフランス-オーストリアの同盟も成立とはいえない!
母親を始めとする周囲からは早く結婚の完成を!というプレッシャー。
(実際、結婚生活が成就されていないという理由による離婚もあるのがヨーロッパの宮廷ですから)

いやあ、長いのですよ、この満たされない時間が。

挙げ句の果てに馬鹿騒ぎの毎日。
その姿は、従来さんざん描かれてきたアメリカの10代(思春期)の女の子の馬鹿騒ぎものにも似ています。

キャンディとケーキのめくるめく世界

ここに思いっきり力を入れていますね。

そのため、マリー・アントワネットの後半生(パリへ移送された後)は描かれていません。
あくまで、「ヴェルサイユへいらっしゃい」なのです。

あまりにもアホばかりの登場人物たちはともかく、この映像の美しさと、ポップ・ミュージックの組み合わせの絶妙さは一見に値するように思いました。

ただし、まじめな歴史観をお持ちの方にはお薦めできないかもしれませんが。

やはり、マリー・アントワネットはみなに愛される人物なのでしょう。
子どものころ夢中で読んだ『ベルサイユのばら(5冊セット)』の巻末には参考文献一覧がありました。
そこで、いろいろ読みました。

おすすめは、これ。シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』です。

ここから高校時代にはまったのが『ジョセフ・フーシェ』です。
歴史上で無名ではないけれど大物ではない人物の評伝!フーシェを描くことによって、革命時代からナポレオン時代の様子がよーくわかります。
(私の研究が無名な人物にはまっていくのはこのころの影響か?今、気づきました。。。)
ツヴァイクはまた今度と言うことで。

マリーに戻ってみますと、こちらも有名でしょうか。

「マリー・アントワネット」だけでこれだけの本が見つかります。

ヴェルサイユ展は先年終わってしまいましたが、今度は本と映画で楽しむのもよいのではないでしょうか。


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