仮名垣魯文百覧会と「ねこ」
国文学研究資料館
平成18年秋季特別展示
平成18年10月17日(火)~11月2日(木)
入場無料!
この国文学研究資料館はいままでも、定期的に展示を行ってきました。国文学に特化された研究の場であり、図書館でもあるという立場から、図書を中心とした展示が主となります。昨年度は、佐倉の国立歴史民俗博物館との連携事業で『うたのちから』という展示を行いました。
さて、今回の「仮名垣魯文百覧会」は、古典が中心であった国文学研究資料館としては画期的な試みでした。
いえ、こんな企画はなかなかないでしょう。
さまざまな意味でです。
まず(1)江戸から明治という二つの時代をまたがった展示である。
(2)「仮名垣魯文」という文学史に登場しても、ほとんどその作品が読まれていないであろう文学者をとりあげたということ。
(3)今回、配布されたパンフレット(リーフではありません。作品解説だけではなく翻刻もあります。)の内容。おそらく、これは今後仮名垣魯文研究に必須のものとなるでしょう。
(4)開化期の日本文学の研究は近年注目されつつあるところですが、入場無料でこんなことをやったのは資料館くらいのものでしょうか?

写真は、会場で売っていた絵はがきです。私のお気に入りは、猫枠の絵はがき(左下)です。
ポスターや絵はがきなどさまざまなところに「ねこ」が登場していたのですが、意外にも会場はまじめ?な「仮名垣魯文」や明治の新聞、高橋阿伝や切付本などが目立っていました。「珍妙なネコで人目を引いて、中にはいるとまじめに文学史を学ぶ」というコンセプトでしょうか。
良い意味で期待を裏切られたものの、ネコが見たい方も多いかと思います。
そのような方のための展示があります。
UKIYO-e TOKYO開館記念「にゃんとも猫だらけ~えどのねこ」
2006年10月5日(木)~12月17日(日)まで
こちらでは、猫が描かれている浮世絵が集められています!(^^)!
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