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2006/05/31

芸術新潮 6月号

芸術新潮」 2006年6月号

今回の特集は「芭蕉から蕪村へ 俳画は遊ぶ」です。

先日、柿衞文庫に行ってまいりました。

平成18年度柿衞文庫春季特別展 『雲英文庫に見る 芭蕉・蕪村・一茶と新しい領域』
2006年4月15日(土)~6月4日(日)
あと、一週間です。

いきなり伊丹へ出かけられないとしても、柿衞文庫に問い合わせれば図録を送ってくれます。
雲英(きら)氏ご所蔵の品々の展示であり、どこかで公開されているというものではないので今回の展示は貴重です。
また、『芸術新潮』の特集は、柿衞文庫で秋に行われる『特別展 柿衞文庫の名品 ー芭蕉・鬼貫・蕪村』を意識しているため、逸翁美術館などの所蔵品の写真もあるので、充実していました。

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2006/05/30

百人一首展

全国大学国語国文学会50周年記念展示『百人一首展―原典とその展開』

会期 2006年6月2日(金)~6月5日(月)

会場 東洋大学白山キャンパス 井上記念館1階

最寄り駅 都営三田線「白山」駅
東京メトロ南北線「本駒込」駅

入場無料です。

無料で楽しめるスポットを探そう!という趣旨ではないのですが…。せっかくの学会シーズンです。会員ではなくとも楽しめる―ということで、今度は百人一首です。

大会そのものは中央大学(後楽園キャンパス)で行われます。東洋大学では展示のみ。

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2006/05/29

和菓子で楽しむ道中日記展

旅先の口福「和菓子で楽しむ道中日記」展

Doutyuunikki

2006年5月17日(水)~6月16日(金)
10:00~17:30
会期中無休

虎屋ギャラリー(虎屋ビル2F)
最寄り駅:地下鉄赤坂見附

入場無料

「入場無料」に惹かれて企業ギャラリーをめぐっているわけではないのですが、企業ギャラリーには美術館博物館とはまた違った魅力があります。

今も昔もおいしいものは旅の楽しみ。 滝沢馬琴や歌舞伎役者三代目中村仲蔵ほか、江戸から明治にかけて旅をした人々の道中日記から、菓子に関する逸話を紹介します。公家があまりのおいしさに一気に平らげた安倍川餅や今は幻の京名物大仏餅など、旅人が味わった菓子の数々をご覧下さい。

とのこと。

赤坂の豊川稲荷の向かいに虎屋本店があります。ここの2階に虎屋ギャラリーがあります。
『東海道中膝栗毛』などさまざまな文学作品や、道中日記などからお菓子に関する記事を見せてくれます。
そして、お菓子の説明があるのですが……難点は、食べたくなることでしょうか。どんな味なのか気になります。
その場で食べることはできませんので、帰りには地下の「虎屋菓寮」に寄ります。ただし、今回は展示で見た「きういらず」は売り切れていて食べられませんでした。もう一度行きたいところです。

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2006/05/28

漆芸 国光会展

Kokkokai
『漆芸 國光會展』 The Group for Urushi Lacquer Artisans;Kokkokai

会期 2006年5月15日(月)~6月3日(土)
蒔絵実演 5月20日(土)・6月3日(土) 11:00―16:00

会場 PEN STATION 筆記具ミュージアム
開館時間 月~金曜 9:30~17:00
       土曜   11:00~17:00
       日曜休館

入場無料

主催 株式会社パイロットコーポレーション

東京メトロ銀座線「京橋」駅下車、徒歩1分


 以前、ブリジストン美術館へ行こうとして東京メトロ京橋駅から地上に出たときに目の前にあったのがパイロットの「PEN STAITION 筆記具ミュージアム」でした。その日は休日でしたので休館でしたが、今日ようやく行くことができました。
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 特に今は『漆芸 國光會展』開催中ということで、美しい蒔絵の数々が展示されています。蒔絵のほどこされた万年筆の数々を眺めるだけでも楽しいのですが、香合や棗といった万年筆だけではなくさまざまな蒔絵の意匠道具が展示されています。
 「熱帯魚」などのモダンなデザインや源氏物語の伝統的な意匠などさまざまな図柄が並びます。
 美しいというよりなぜこのデザイン?という意味で印象的だったのが「シャーク」(ジョーズではない)というサメの図柄の万年筆。「般若」もなかなかの迫力。

この國光會は人間国宝 故松田権六氏により創設された会だそうです。
松田権六氏といえば、この本がおすすめです『うるしの話』。

 万年筆だけではなく、文房具の歴史のコーナーもあります。
 一石一字経や柿経(こけらきょう)なども展示されていましたが、……。
 仏教を専攻したYさんがぼそっと「変生男子…」とつぶやきます。確かに杮経には「龍女」とか書いてあります。変生男子の法?法華経提婆品の龍女成仏の部分が書かれていたようです。

 コーナーの一部に万年筆の修理を依頼する場所がありました。やはりよい物は修理しながら大事に大事に一生使いたいものです。ただ、私はまだ「これ」という一生モノには出会えていません。
 最近パソコンを使うようになってからいっそう字が下手になりました。それどころか、誤字も増えたような…。
 やはり頭と手足と文房具は使ってこそのもの。よい道具を愛用したいものです。

 眼のお楽しみのあとは、1階のカフェで一休みするのもいいです。今日は通り過ぎましたが、次回は寄ってみたいと思います。


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2006/05/27

「みたて」と「やつし」―浮世絵・歌舞伎・文芸

『みたて』」と『やつし』―浮世絵・歌舞伎・文芸」展

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会期 2006年5月10日(水)~6月1日(木)
会場 国文学研究資料館 2F展示室
時間 9時~16時
    土曜・日曜は休館
入場料 無料

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2006/05/17

熊野信仰~その教化と参詣

学会シリーズというわけではありませんが、おもしろかったのでご紹介。

明治大学博物館
『熊野信仰~その教化と参詣』
入場無料
5月13日(土)~5月21日(日)

国際熊野学会の大会の開催に合わせて、個人蔵の資料が展示されています。
内容は、熊野信仰に関する江戸時代の絵画資料・古記録など。

注目の一品は春朗(若いときの北斎)の刷り物『八月 びくに』。

平安時代より「蟻の熊野詣」といわれるほど、列を成して人々が参詣した霊地、熊野。
勧進比丘尼たちが全国を巡り、地獄の恐ろしさ、信仰の大切さを説いてまわったといいます。その際、地獄の様子を描いた絵画などを用いて「絵解き」=絵の解説をしました。

この展示ではその様子や熊野詣での様子がわかるようになっています。

それにしても近年あちらこちらの大学が〈タワー〉を建てています。その魁となったのがこの明治大学のリバティタワー。立派です。厳密には、明治大学博物館があるのは、リバティタワーではなく、アカデミーコモンと呼ばれる建物です。御茶ノ水駅から歩いて5分。なんにしても便利なところです。

そして、不思議なのは、明治大学博物館の常設展。旧刑事博物館です。こちらも入場無料ですからおすすめです。ここの目玉!は、なんといっても捕り物道具と拷問器具。「ニュルンベルグの鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)」が見られます。ギロチンもあります。パンフレットによると、ここのミュージアムグッズ(絵葉書)のなかで最も売れるのが、このギロチンと『アイアン・メイデン』だそうです。

見ていると、いろいろなお客さんがいらっしゃいました。日曜日の家族連れ。子供の教育に…大丈夫でしょうか。よけいなこととはいえ、興奮している子供と困っているお母さんに「大丈夫。悪いことをしたら足に石を乗せられるけれど、あやまれば許してもらえます」と言ってしまいました。

もっと不思議なのは、ハードロックといいますかパンク(?)らしい、姿のご一行。バンドの扮装?でしょうか。やっっぱり、お目当ては拷問器具らしい……。人気あるのですね。マニアがいらっしゃるのでしょうか?

日曜日というのに、職員もいないというのに(守衛さんがまめやかに巡視しています)、お客さんは途切れることなく訪れる、明治大学。常設展入口では低く「お~オ~明治~」と校歌が流れているあたりいい雰囲気です。

お食事は平日なら1Fロビーに喫茶コーナーがありました。でも、御茶ノ水界隈で食事に困ることはなさそうですね。

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2006/05/16

重要文化財・狭衣物語

さて、学会シーズンです。

国文学系の学会ではたいてい、会場で資料展示が行われます。

この5月12、13日には東洋大学で中古文学会が行われました。
それに合わせて、東洋大学では5月12日(金)~5月28日まで古典文学の書物の展示を行っています。

東洋大学附属図書館所蔵 中古文学関係稀覯図書展

2006年5月12日(金)~5月28日(金)
 ※21日(日)は閉館。
12,18,19,22~26日 10:00~16:30
13日             10:00~17:00
14日             11:00~16:30
15日~17日        11:00~19:00
20日             10:00~12:30

日によって開館時間が変わります。

会場:東洋大学白山キャンパス 5号館1階 井上円了記念博物館

今回の展示の目玉(!)は、重要文化財の『狭衣物語』。
鎌倉時代末期の書写といわれる写本です。

『狭衣物語』とは平安時代の物語です。『源氏物語』が成立した後、平安の後期にはさまざまな物語が作られました。それらの多くが『源氏物語』と似た、才色兼備の貴公子が悲恋に悩む物語です。

今回、重要文化財指定の書類のコピーまで展示されています。ある意味、これを見ることってあまりありませんから思わず注目してしまいました。
この『狭衣物語』は12日~18日までの期間限定展示です。

先日、名古屋の徳川美術館で、『尾張徳川家の収納術』という展示を見ました。資料の保存方法は日常見られないもので、箱の様子など見るとどれだけその資料が大事にされているかがわかります。箱も美術品というケースもあります。そういう意味では今回の『狭衣物語』の箱もきれいな金梨地漆塗です。

最近、気に入っているのが、学食のカレー。インド人(?)らしきお兄さんたち(おじさん)がご飯を山盛に持ってくれた上に、インド風(?)のカレーをのせてくれます。価格は480円前後。おもしろいのが、2種類のカレーの盛り合わせ。2つの味が楽しめます。サラダとマンゴーラッシーもしくはアイスコーヒーが添えられます。辛いのがお好きなら、トッピングで調整できます。

ただし、一般的な女性ならご飯は少なめにしてもらったほうがいいでしょう。お兄さんは「これくらい?」と聞いてくださいますが、たいてい、山盛ごはん3杯くらいあります。夜9時まで授業で食事が取れない日、これくらい食べると本当にお腹がすきません(^O^)

今度試してみようと思うのが、ナン。注文してから焼いてくれるので焼き立てが食べられるらしいです。

カレーといえば、地下鉄の白山駅の近くに薬膳カレーの『じねんじょ』があります。こちらは健康によさそうなメニューです。ランチがお手ごろです。

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2006/05/06

日本の神々

この春、気がつくと「日本の神々」をテーマにした展示がいくつかありました。

まずは、国立歴史民俗博物館の『日本の神々と祭り―神社とは何か?』展です。
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会場 国立歴史民俗博物館
会期 2006年3月21日~5月7日

さて、この展示は、3つの神社に注目して「日本の神々と祭り」を説明しています。

Ⅰ 出雲大社―神祭りの源流と出雲大社
☆ 伊勢神宮
Ⅱ 厳島神社
Ⅲ 八坂神社

出雲大社は考古学的な調査結果から始まります。覚えていらっしゃるでしょうか?2000年~2001年にかけて、出雲で巨大な柱の遺構が発見されたことを。そこから、古代の出雲大社の様子を探るために年輪調査が行われ、それまでよくわからなかった神社の建築に関する研究が進んだということです。

そう、今回の展示に潜むテーマは「建築・植生景観史からみた神社と神域」といったところでしょうか。
① 神社の建築が古代から中世近世と時代を経てどのように変遷していったかということ。
② 神域とその周辺の植生の景観がどのように変遷していったかということ。

そして、それぞれにお宝が登場します。
出雲大社では、「神在祭と神無月」に関する文献資料。
厳島神社では、『平家納経』です!去年の厳島展でも見ていますが、やはりきれいです(^O^)
八坂神社では、いいものも見ました!(^^)!『祇園祭礼図屏風』と『祇園社大政所絵図』です。

『洛中洛外図』にこだわりのある歴博らしく、このコーナーは充実しています。

図録は2,300円。
しかも、これはものすごい力の入った図録です。→解説文がたっぷり。
でもですね。できれば、図は大きくしていただきたかったかな……。『祇園祭礼図屏風』なんて、ただでさえ、金の霞だらけなのに具体がぜんぜん見えない……。

これはやはり、現物を見てください、ということですね。
「ニセモノを見ると目が腐る」(by S教授)という会場での名言もありましたし。

そして、神奈川でも神々と出逢えます。
神奈川県神社庁設立60周年記念特別展『神々と出逢う―神奈川の神道美術』
会期 2006年2月18日~5月7日
会場 神奈川県立歴史博物館

神道、神社というと思想的な問題、ともすると右翼的な方向へ走りがちですが、まずは歴史的な変遷を理解してから、現代を語るべきだと私は思います。時代時代によって、政治に利用される「神々」ですが、まずはその歴史を知りたいですね。

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2006/05/05

5月の展覧会(増補版)

桜さくらサクラ 2006年3月11日~5月7日 山種美術館(東京/九段下)

日本の神々と祭り―神社とは何か? 2006年3月21日~5月7日 国立歴史民俗博物館(千葉/佐倉)

江戸の声―黒木文庫でみる音楽と演劇の世界 2006年3月27日~5月7日 東京大学美術博物館(東京/駒場)

特別展 開宗1200年記念「最澄と天台の国宝」 2006年3月28日~5月7日 東京国立博物館平成館(東京/上野)

神奈川県神社庁設立60周年記念特別展「神々と出逢う―神奈川の神道美術」 2006年4月1日~5月7日 神奈川県立歴史博物館(神奈川/馬車道)

マリア・テレジアとマリー・アントワネット展 2006年4月1日~5月7日 そごう美術館(神奈川/横浜)

[館蔵]春の優品展―水墨画・古筆と陶芸 2006年4月1日~5月7日 五島美術館(東京/上野毛)

館蔵屏風絵―燕子花図と藤花図 2006年4月15日~5月7日 根津美術館(東京/表参道)

切手の博物館 開館11周年記念展(後期) 2006年4月27日~5月7日 切手の博物館(東京/目白)

川越の大絵馬(仮題) 2006年3月25日~5月14日 川越市立博物館(埼玉/川越)

大観、栖鳳、玉堂「近代日本画の三巨匠」 2006年3月18日~5月21日 講談社野間記念美術館(東京/江戸川橋)

女性たちのまなびとあそび 2006年5月2日~5月26日 太田記念美術館(東京/原宿)

春季展 墨跡(すみのあーと)展 2006年3月28日~5月27日 永青文庫(東京/江戸川橋)

春の展示 2006年2月28日~5月28日 櫛かんざし美術館(東京/沢井)

工芸に表わされた春 2006年3月26日~5月28日 遠山記念館(埼玉/桶川・川越)http://www.e-kinenkan.com/home.htm

都市に生きるアール・デコⅠ銀座、上海 2006年4月1日~5月28日 ハウス オブ シセイドウ(東京/銀座)

都市に生きるアール・デコⅡパリ、ロンドン、サンタモニカ…稲葉なおと写真展「ザ・ホテル」 2006年4月1日~5月28日 資生堂ギャラリー(東京/銀座)

春季展Ⅰ かがやく漆―蒔絵の美 2006年4月1日~5月28日 畠山記念館(東京/白金台)

播磨ゆかりの江戸絵画 2006年4月1日~5月28日 大倉集古館(東京/虎ノ門)

ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑 2006年4月15日~5月28日 神戸市立博物館(兵庫/三宮)

夢の中からみつけた街 2006年3月3日~6月4日 ワタリウム美術館(東京/外苑前)

ロダンとカリエール 2006年3月6日~6月4日 国立西洋美術館(東京/上野)

雪舟からポロックまで 2006年4月8日~6月4日 ブリジストン美術館(東京/東京)

特別展 大絵巻展―国宝「源氏物語絵巻」、「鳥獣戯画」など一堂公開 2006年4月22日~6月4日 京都国立博物館(京都)

特別展 とっておきの江戸名画―抱一も烏洲もあるでよう 2006年4月22日~6月4日 群馬県立歴史博物館(群馬/高崎)

ニューヨーク・バーク・コレクション展 2006年3月15日~6月10日 MIHO MUSEUM(滋賀)

〈春季展〉掛物―近代の日本画 2006年3月17日~6月11日 湯木美術館(大阪/淀屋橋)

王朝の息吹―歌ごころの世界 2006年4月1日~6月11日 逸翁美術館(大阪/池田)

棟方志功と柳宗悦展 2006年5月12日~6月11日 そごう美術館(神奈川/横浜)

[館蔵]近代の日本画展 2006年5月13日~6月11日 五島美術館(東京/上野毛)

俳諧絵画の美―西鶴・芭蕉・元禄の人々 2006年5月14日~6月11日 天理ギャラリー(東京天理教館9階)(東京/神田)

世界遺産 ナスカ展 2006年3月18日~6月18日 国立科学博物館(東京/上野)

皇帝戴冠201年記念 ヴェルサイユ宮殿美術館所蔵 ナポレオンとヴェルサイユ 2006年4月8日~6月18日 江戸東京博物館(東京/両国)

出光美術館名品展 2006年4月29日~6月18日 出光美術館(東京/有楽町)

館蔵「17世紀の伊万里焼」 併設 館蔵「吉祥文様―伊万里・鍋島」 2006年4月1日~6月25日 戸栗美術館(東京/渋谷)

イサム・ノグチ―世界をつなぐ彫刻 2006年4月15日~6月25日 横浜美術館(神奈川/みなとみらい)

古九谷浪漫 華麗なる吉田屋展 2006年4月22日~6月25日 茨城県陶芸美術館(茨城/笠間)

ポンペイの輝き 古代ローマ都市 最後の日 2006年4月22日~6月25日 BUNKAMURAザ・ミュージアム(東京/渋谷)

プラド美術館展 2006年3月25日~6月30日 東京都美術館(東京/上野)

京焼の名工 永楽 保全・和全 2006年4月11日~7月2日 三井記念美術館(東京/三越前)

現代植物画の巨匠展 2006年4月22日~7月2日 損保ジャパン東郷青児美術館(東京/新宿)

開館25周年記念特別展「骨董誕生」 2006年5月30日~7月9日 渋谷区立松濤美術館(東京/渋谷)

中国青花展/フランス近代絵画展 2006年4月23日~9月4日 松岡美術館(東京/白金台)

花鳥―愛でる心、彩る技<若冲を中心に> 2006年3月25日~9月10日 三の丸尚蔵館(東京/東京)

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2006/05/02

大絵巻展

この特別展は巡回しません。京都のみです!
なんですと?!

特別展覧会「大絵巻展―国宝『源氏物語絵巻』『鳥獣戯画』など一堂公開」

Special Exhibition Emaki Unrolled:Masterworks of Illustrated Narrative Handscrolls

会期:2006年4月22日(土)~6月4日(日)
会場:京都国立博物館

開館時間:火水木と土日は午前9時30分-午後6時
       金曜日は午後8時
       (入館は30分前まで)
休館日:毎週月曜

ええっ?!
特別展なのに、東京まで来ないの!?
とはいえ、トップページに割引引換券を用意しているのでいちおう、評価しましょうか?

有名な作品が数多く並びますが、昨日の『六道絵』もそうですが、コワくても目が離せない『地獄草紙』には行列ができていました。

それと、今回、というか近年美術系の方々の間で病気とかシモネタが流行りなのでしょうか?『病草紙』と『福富草紙』が注目作品になっていました。
『病草紙』―「息の臭い女」「二形(ふたなり)」。16日からは「歯のゆらぐ男」が登場。このタイトルは…そのままですね。
そして『福富草紙』。映像コーナーで3分間の映像が繰り返されます。おならで人を笑わせて立身出世するおじいさんの物語。映像にしなくたって…。おならの場面はきれいにまとめていましたけれど。

さて、今回の目的は『十二類絵巻』。ボストンで見て以来、はまってしまいました。Photo_1

このそれぞれの動物の台詞がおもしろいのですよ。会場で、やたら受けているおじいさんとおばあさんがいました。やっぱり、わかりやすいのが絵巻のいいところです。

図録は2200円。

最近、和菓子屋さんがよく博物館に茶店を出しているようです。遠目だったのでお店に自信がありませんが。
眼福過ぎても疲れます。展覧会のあとで和菓子とお茶というのもいいものです。

京都国立博物館のあとで、うぞうすいの「わらじや」の前を通りました。いつも、気になっているのですがなかなか一人では敷居が高い…。いつか入りたいお店です。

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2006/05/01

最澄と天台の国宝展、あと一週間です

「天台宗開宗1200年記念 特別展 最澄と天台の国宝

会場 東京国立博物館 平成館
会期 2006年3月28日~5月7日(日)

いよいよ、この展覧会も残り1週間となりました。
そろそろ混雑してきたところです。おすすめは閉館1時間前、つまり夕方4時くらい。しかし、この場合、がっちり予習して要領よく見る必要があります。金曜日なら夜8時まであいているのですが、GWではあまり意味がないかも。

さて、日本史で仏教といえば、「空海」さまが有名です。三筆の一人ですばらしい文字を書いたり、懐に星が飛び込んでみたり、絵巻でも艱難辛苦を越えて中国へ、そしてかの地でも密教を受け継ぐ…映画にもなっているほどドラマティックです。

それに対し、「最澄」さま。日本史で暗記したはずですが、空海にくらべると地味でしたが、この展覧会で考え方が変わった!となるかな?―だったのですが、やっぱり地味かも。しかし、そのまじめさがよい意味で印象的な展覧会です。

最澄―円仁、円珍と法統が続くことによって、まじめに代々努力を重ねた結果、現在の比叡山があります。その歴史を資料をもとに学ぶことができます。

が、わたしの注目は装飾経です。
平安時代、貴族文化が花開く背景には美しい料紙、文房具などの技術の発展がありました。その貴族たちの心のよりどころになった仏教の経典も美しく飾られました。

紺紙金銀交書法華経です。紺地の紙に金と銀と一行ずつ色を変えて書かれたそれはそれは美しい経典です。
また、巻物(巻子本)を紐解いて最初に見える部分、見返しにはすてきな仏様の絵が描かれています。この見返し絵もいいものです。

一字蓮台法華経もおすすめですが、もう会期が終わってしまいました。
仏さま、お仏壇や祭壇を「飾る」ことを荘厳するといいます。華美に走るのではなく、尊崇の意識を持って飾り、適切な配置を行うということです。
そして、お経も荘厳します。文字の一字一字が蓮の台にのっているのいうのもすてきです。一字一字が仏さまのようです。写真はこちら

あと、こわいものみたさで目が離せないのが六道絵です。
最近、妖怪の絵などが流行っていますが、原点はこの「地獄」と「六道」という考え方でしょう。
「六道輪廻」という言葉がありますが、この六道を廻るのかと思うと複雑な心境です。天人すら死ぬとは驚くばかりです。こんなこわい世界がある、いえ、世の中はこんなにこわいのだから…だからこそ、仏にすがろう、ということです。

こわいです。でも、目が離せない!困ったものです。

割引券はこちら

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