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2006/04/24

天皇の書

先日、博士論文執筆中のI・Jさん(私の周囲にはやたらIさんが多い)に教えていただいた『天皇の書』を購入してきました。
416660499601小松先生、センチュリーミュージアムがなくなっても(移転中)、意気軒昂というかスゴイ人です。まだ、読んでいないのですが序文からあふれでる迫力に思い出がよみがえります。

 むかしむかし学生だった頃、センチュリーミュージアムで本を購入しました。するとちょうど食事に出てきたらしい小松先生が「本を買ったならサインをしましょう。君、筆と墨、硯を用意して」と、受付のお姉さんにおっしゃってその場で本に署名をしてくれました。ペンではなく、硯に入った墨とほんものの筆です。
 日頃、サイン本に興味のない私は(研究者のサインってけっこう恥ずかしい)思いがけない展開に呆然として「…ありがとうございます」とお礼をいいましたが、もっと欣喜雀躍すべきだったのか…けげんな顔で小松先生は食事に出かけていきました。傍にいた人が「先生、エスカルゴでいいですか」と声をかけているのをききながら、私はじっと墨が乾くのを待っていました…(なかなか乾かないのです)。
 それからしばらくの間、「やはり原爆、病気などで2度も死にかけたがまだ生きる!と豪語する人は違う。あのトシで昼間からエスカルゴ食べるのか。かたつむりは体にいいのか…」と思っていましたが、御茶ノ水のレストランの名前だったんですね~。

 新書で445ページという迫力です。この連休に、『天皇の書』、ゆっくりと読んでみたいと思います。

Hyakumainoteika
 この小松茂美先生、ミステリー小説の登場人物のモデルにもなっています。著者に確認したわけではありませんが読めばもう一目瞭然!梓澤要氏の『百枚の定家』。
ラブストーリー(?)はともかく小倉色紙と古筆のことはおもしろく書かれています。

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