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2006/04/04

花鳥―愛でる心、彩る技〈若冲を中心に〉

桜、サクラ、さくら、咲くとうかれて過しつつも、春の嵐到来。ものすごい風、寒い雨であっというまに桜は散り始めてしまいました。でも、この風に花びらを散らされる姿が美しいのが桜です。
Katyou
『花鳥―愛でる心、彩る技〈若冲を中心に〉』が始まりました。
宮内庁三の丸尚蔵館です。
会期は5期に分かれていますので、5回とも行きたいところです。

第1期 2006年3月25日(土)~4月23日(日)
第2期     4月29日(土・祝)~5月28日(日)
第3期     6月3日(土)~7月2日(日)
第4期     7月8日(土)~8月6日(日)
第5期     8月12日(土)~9月10日(日)

気をつけなければならないのは、ここの休館日は毎週月曜日と金曜日と展示替の期間ということです。
ただし、5月5日(金・祝)と7月17日(月・祝)は開館。翌7月18日(火)は休館とのこと。

開館時間は午前9時~午後4時15分。
観覧料 無料。

三の丸尚蔵館の限られたスペースではありますが、展示は4部構成です。
1 若冲World
2 近世花鳥画の展開
3 渡来の中国絵画
4 博物誌さまざま

今回、図録は『花鳥―愛でる心、彩る技〈若冲を中心に〉』がありますが、同時に『動植綵絵(どうしょくさいえ)―若冲、描写の妙技』もあります。

残念ながら、「動植綵絵」30幅は一度にみることはできません。5回通って初めて全部を見られるということになります。場所を考えると仕方がありません。

私の好きな「雪中鴛鴦図」は第2期に登場します。けれど、「雪中錦鶏図」もまたなかなか。若冲の雪には魅かれます。ありえないでしょう!?という状態で木にまとわりつく雪。極彩色の色の中、見事に白が強調されます。

 近年、若冲はとても注目されています。しかし、その注目され方に落ち着かないものを感じるのは私だけでしょうか。きれいなんです。きれいなんですけれど、若冲の絵や色使いは……独特のものです。
 部屋に飾るには難しいのではないかなと考えてしまうのは貧乏人の発想です。けれど、この極彩色の世界を前にすると、見入ってしまって落ち着かないような気がします(でも、これを見ながら何時間でもお茶したい……矛盾していますが)。やはり、部屋に置くなら、できれば狩野派か土佐派の絵画がいいですね。できるだけ、無名な感じで(かえって贅沢です)。
 無名ではありませんが、部屋に置きたい一品(逸品)は狩野常信「糸桜図屏風」です。4月23日までに必見の桜です。

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コメント

TB有難うございました。
嬉しゅう御座います。
『芸術新潮』欲しいですぅ~
最近、ちゃんとこういう雑誌見てなくて・・・ダメですね・・・・。

若冲は良い意味での
キワ者って言うんでしょうか?
固執するって極める素晴しさ、
凄さを感じます。

投稿: るる | 2006/04/05 15:48

こんばんは。
いかれましたね。

私の先輩が同じような感想言ってました。
若冲いいんだけど・・・って。
確かに部屋には飾れませんよね。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も
家にあったらコワイと思っています。

投稿: Tak | 2006/04/05 17:36

るるさん
こめんとありがとうございます。『芸術新潮』はけっこう古いので見つかったらご紹介しますね(本棚のどこかにあったはず)。

Takさん
TBありがとうございます。さすが、早いですね。
目が吸い寄せられてしまって、何も手につかないような気がするんです。これが芸術の力というものなのでしょうけれど。

投稿: ruihui | 2006/04/06 00:29

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宮内庁三の丸尚蔵館で開催されている 「花鳥ー愛でる心、彩る技〈若冲を中心に〉」展に行ってきました。 展覧会を観に行く予定の前の晩にワクワクして 寝つきが悪かったのはもしかして初めてかもしれません。 (決してディズニーシーへ行った余韻ではありません。決して) フェルメールの作品を観に行く前の晩とは また違った心が落ち着かない感覚でした。 今日は心待ちにしていた伊藤若冲の「動植綵絵」に逢える日です。 (「動植彩絵」ではなく「動植綵絵」です) 「動植綵絵」が三の丸... [続きを読む]

受信: 2006/04/05 17:34

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