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2006/03/26

美の巨人たち 長谷川潔

 テレビ東京で土曜の夜に放送している「美の巨人たち」で2006年3月25日夜、長谷川潔が特集されました。
 タイトルは「パリに死す!長谷川潔 奇跡の銅版画」。一枚の絵として紹介されたのは「時/静物画

 繊細な、ほんとうに繊細な線で表現するマニエール・ノワールの技法を丁寧に紹介してくれました。
 ビロードの肌。黒は黒でも7種類の黒があるとは、驚きです。そして、版画家と刷師の互いの技術があって美しい版画がすりだされる。―それだけに、刷師がいなければ成立しない技術。これはたいへんです。
 番組の中でハイビジョンで放送しているけれども、この細かな質感がわかるだろうかという言葉が出てきました。それほど繊細な美しさです。

横浜美術館の学芸員の猿渡さんが途中、解説していましたが―横浜美術館の展覧会、明日で終了です。

 スタンプラリーのスタンプは長谷川潔の銅版画をもとにしたデザインでした。このスタンプ(ゴム印)を売り出す案もあったそうですが、あまりに繊細な線なのできれいに押すのがむずかしいためあきらめたそうです。

番組の取材風景の写真もすてきです。→こちらです。

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2006/03/25

銅版画家 長谷川潔展

銅版画家 長谷川潔展―作品のひみつ

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2006年1月15日(日)~3月26日(日)横浜美術館

 長谷川潔 (1891〈明治24〉年~1980〈昭和55〉年)。銅版画家。1918年12月横浜港を出発。アメリカ経由で1919年4月フランスに到着。1980年フランスにて没す。

 長谷川潔って横浜生まれだったんですね。知りませんでした。というより、名前くらい(近代美術の人という程度)しか知りませんでした。
 横浜美術館では、この長谷川潔の作品をおよそ2000点所蔵しているそうです。今回の展覧会ではそのうちの250点を紹介。正直なところ、250点というだけでも「!」というところですが、そうですか。2000点ですか……。
 二人の男の子をすくすくと育てている友人Kちゃんが「長谷川潔行きたい!」と、言ったのをきっかけにまたもやNちゃんと3人+お子様2人で横浜はみなとみらいへ。
 渋谷の駅で、東急の田園都市線に乗ります。ここで、みなとみらいチケット(840円)を購入。みなとみらい線へ直通運転をしているので、乗り換えなしでまっすぐみなとみらい駅へ。美術館口とある出口から徒歩3分。階段を上ると……。大きな風格ある建物が目の前に見えます。

 チケット購入の際に、みなとみらいチケットを見せると200円引きになります。
 さて、横浜美術館、実にいろいろな工夫をこらしてあります。長谷川潔展の内容も見事です。ところがそれだけではありません。
 ①スタンプカード 会場内4ヶ所でスタンプを押してもらって、最後にレストランで注文の際にプレゼントがもらえるというもの。
 ②子供向けのワークシート 小学校高学年~中学生向け
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 写真はクイーンズスクエア横浜にあるオブジェ。060321_14420001みなとみらいって初めて行きましたが不思議なところです。

横浜美術館 次回の展覧会は
「イサム・ノグチ―世界をつなぐ彫刻」展(仮称) 
2006年4月15日(土)~6月25日(日)
です。
  

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2006/03/22

虎屋のお雛様

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3月21日は春分です。
本日、関東でも桜が開花しました。ここ数日、いい天気が続きました。いよいよお花見の季節です。
しかしながら、旧暦の3月3日は、新暦の3月31日です。ですから、まだお雛様をお飾りしていてもいいのです。

平成18年2月18日(土)~4月9日(日)
根津美術館では『雛祭り―虎屋の雛人形と雛道具―』を行っています。torayanoohinasama
明治30年(1897)に生まれた娘さんのために虎屋の店主黒川さんがあつらえたお雛様が展示会場いっぱいに並べられています。これがまた、ミニチュアの美とでもいいましょうか、見事なお道具揃えとなっています。会場では図録のほかに、虎屋のお菓子も販売されています。

それにしても、この季節。あちらこちらでお雛様を見られます。


三井記念美術館 2006年2月21日(火)~4月2日(日)
  企画展「三井家のおひなさま」
  開館記念特別展示「江戸老舗所蔵の名品」図録はありません。じっくり眺めましょう。

徳川美術館 特別陳列『尾張徳川家の雛まつり』 2006年2月11日(土)~4月9日(日)
 やっぱり、徳川家のお雛様。豪華です。

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2006/03/16

風邪をひいてしまいました

060311_15350002
 それは3月のとある月曜日のこと。
 朝からなんだかお腹の調子が悪い日でした。電車に乗っていたのですけれど、途中下車して一休み。
 年度末でしたので、いろいろと課題があり、一日あわただしく職場を動き回って、夕方にはへたりこんでしまいました。あれあれ?と、思うのですが、体が猛烈にだるい。
 帰りついて、体温計を見ると、37.8度。微熱です。たいしたことないじゃないかと安心しつつももう動けません。
 そして、翌日から2日間、だるくて動けない上に食事ができません。とにかく、脱水症状をさけるため、水分だけで過します。
 その結果……。3キロやせました!(^^)!
 いや、痩せたというよりやつれたといった方が正しいのですが、とりあえずここは前向き(?)に喜んでおきましょう。ついつい、行く先々で、そして仕事のメールで「3キロやせました!」と吹聴したりして。
 ……こういうことをするからあまり人に心配されないんだなと、思いつつ。まあとりあえず、不幸中の幸いといいますか、禍福はあざなえる縄の如し、というところです。

 寝込んでいる間に梅がすっかりきれいになりました。この梅の花は根津美術館で撮影しました。『雛祭り―虎屋の雛人形と雛道具』展では、明治のお雛様とそのお道具がずら~り。ミニチュアの美を堪能できます。これについてはまた後日改めまして。

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2006/03/05

梅が咲いていました

DSCF0799
ふと気がつくと、白梅が咲いていました。3月なのですから当たり前といえば当たり前ですが、なんだかあっという間に春が来たようです。しかしながら…明日からまた冷えるとか。旧暦なら今日は2月6日。
明日は啓蟄(太陽黄経345°)。冬籠りの虫が地上に出てくる日。そろそろお花見の準備をしたいところです。

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2006/03/04

ニューヨーク・バーク・コレクション展

DSCF0798遅ればせながらあわてて見てきました。
「日本の美 三千年の輝き ニューヨーク・バーク・コレクション展
Enduring Legacy of Japanese Art:The Mary Griggs Burke Collection
会場 東京都美術館
会期 2006年1月24日(火)~3月5日(日)

土曜日の午後3時に着いたとき、すでに20分待ち。最近、駆け込むことが多いせいかこういうことが増えました(-_-;)しかし、のんびり並んでいるとあっという間に順番が来ます。
まずは、縄文土器から始まります。弥生土器と続いて、白鳳時代の三尊塼仏を経て、平安時代のものになります。『貫之集』『伊勢集』の石山切です。
しかし、全116点を見るためには、少しペース配分を考えなければなりません。
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意外な発見だったのは、雪村です。『楼閣山水図』『竹林七賢図』『山水図』がありました。
そして、見たかった狩野山楽『西湖図屏風』広々とした空間にさまざまな場面が展開します。
このコレクションのもう一つの見所。それは源氏物語。
 室町時代の源氏物語絵巻
 桃山時代の伝土佐光吉 源氏物語図屏風(胡蝶)
このコレクションを集めたメアリー・バーク婦人は源氏物語にたいへん興味をもっていたそうです。

 そして、琳派、若冲、蕭白まで。
やはり、最後にじっくり見てしまう伊藤若冲『月下白梅図』
あっという間に2時間が過ぎてしまいました。5時で閉館です。
そして、たいへんなことが……。実は、入口をはじめあちらこちらに貼ってあったのですが、このときすでに図録は完売してしまった!とのこと。

次の巡回先は滋賀県のMIHO MUSEUMです。
あとは、こちらへ問い合わせるようにとのことでした(ToT)/~~~

滋賀県へ追いかけて行きたい展示です。
2006年3月15日(水)~6月11日(日)MIHO MUSEUM
帰ってくると夜目に白く浮かぶ梅の花。もう春ですね。

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2006/03/02

3月の展覧会(仮)

あ、もう3月になってしまいました。明日は桃の節句です(^O^)

埼玉の歴史と文化―変わるもの・変わらないもの 2005年12月10日~3月5日 埼玉県立博物館(埼玉/大宮公園)

前川國男建築展 2005年12月23日~3月5日 東京ステーションギャラリー(東京/東京)

梅のかおり    2006年1月14日~3月5日 逸翁美術館(大阪/池田)

ニューヨーク・バーク・コレクション展    2006年1月24日~3月5日 東京都美術館(東京/上野)

百年前の暮らしと紙―明治の文化を支えた和紙~洋紙 2006年1月24日~3月5日 紙の博物館(東京/王子)

歴史を彩った人びと―日本武尊・義経・信長・家康… 2006年1月28日~3月5日 山種美術館(東京/九段下)

館蔵伊万里焼の茶道具と花器―併設館蔵古伊万里―酒器を愉しむ 2006年1月6日~3月6日 戸栗美術館(東京/渋谷)

新春アートウォーキング「The 能」PartⅡ 2006年1月2日~3月12日 大倉集古館(東京/神谷町)

新春アートウォーキング「The 能」PartⅡ 2006年1月2日~3月12日 泉屋博古館東京分館(東京/六本木一丁目)

冬季展季節の茶道具取り合わせ―併設展示・炭道具のいろいろ 2006年1月10日~3月12日 畠山記念館(東京/白金台)

広告の親玉 赤天狗参上!~明治のたばこ王 岩谷松平 2006年1月28日~3月12日 たばこと塩の博物館(東京/渋谷)

皇帝戴冠200年記念 ヴェルサイユ宮殿美術館所蔵 ナポレオンとヴェルサイユ 2005年12月3日~3月19日 神戸市立博物館

ベルナール・ビュフェ石版画展 2006年1月28日~3月19日 ニューオータニ美術館(東京/赤坂見附)

奥の細道をしたって 2006年1月4日~3月21日 柿衞文庫(伊丹)

竹の茶道具展―花入・茶杓・煎茶器など 2006年2月11日~3月26日 静嘉堂文庫美術館(東京/二子玉川)

「江戸の学び―教育爆発の時代」展 2006年2月18日~3月26日 江戸東京博物館(東京/両国)

特別展示 神奈川の神道美術(前期) 2006年2月18日~3月26日 神奈川県立歴史博物館(神奈川/馬車道)

よみがえる「源氏物語絵巻」完成した復元模写を中心に 2006年2月18日~3月26日 五島美術館(東京/上野毛)

「三井家のおひなさま」開館記念特別展示「江戸老舗所蔵の名品」 2006年2月21日~4月2日 三井記念美術館(東京/日本橋)

読みつがれる童話―アンデルセン生誕200年展 2006年2月1日~4月3日 印刷博物館(東京/江戸川橋)

雛祭り―虎屋の雛人形と雛道具 2006年2月18日~4月9日 根津美術館(東京/表参道)

江戸の町絵図 2006年1月5日~4月13日 千秋文庫(東京/九段下)

企画展 仏の荘厳~飾り讃えるもの 2006年2月16日~4月16日 神奈川県立金沢文庫(神奈川/金沢文庫)

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