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2006/02/03

節分前日、石上神宮。

DSCF0562
天理大学から歩いて15分ほど行ったところに、石上神宮(いそのかみじんぐう)があります。
 住所は天理市布留町384。JR・近鉄天理駅より東方へ徒歩30分。タクシーにて5分DSCF0566
 御祭神 布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)←神武天皇東征の折の天剣とその霊威
      布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)←鎮魂の主体である天璽十種瑞宝の起死回生の霊力
      布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)←素戔嗚尊が八岐大蛇を退治した天十握剣の威霊
 配祀神 五十瓊敷命(いにしきのみこと)
      宇摩志麻治命(うましまじのみこと)
      白河天皇(しらかわてんのう)
      市川臣命(いちかわのおみのみこと)

御祭神はみなモノの力を象徴するものばかり。これらを総称して「石上大神(いそのかみのおおかみ)」なんですね。それだけに、神宝が多いということです。古代史の謎っ!というとなにかわくわくしてしまいます。が、難しいんです。結局どこまでわかるのか。明確な記録が残っているわけではありません。研究のしがいのあるところでしょう。

 とはいえ、私が気になるのは白河天皇(1053~1129)。平安時代後期の第72代天皇です。藤原氏の摂関政治→上皇による院政を始めた人です。堀河、鳥羽、崇徳天皇の三代、43年間にわたって政治を行った人物です。この天皇が石上神宮を殊に崇敬し、現在の拝殿(国宝)は白河天皇が宮中の神嘉殿を寄進されたものと伝えられるそうです。
 白河天皇が古代史をどのように認識していたのか。石上大神、つまり天皇家の力の象徴を崇敬するとは…などと思うとやっぱりおもしろい。
 ところが、中世には興福寺勢に押され、戦国時代には織田尾張勢に破却されてしまう。江戸末期に富岡鉄斎(1836~1924)が宮司となり、明治期以後ようやく発掘が進み、大正2年にご本殿が造営されたという。
 富岡鉄斎。文人画家、学者などなど多彩な活躍をした人です。車裂神社では、ゆかりの授与品がいろいろあるようです。

 さて、うっそうとした森のなかに石上神宮はありました。ところが、工事中の上、節分前夜の玉の緒祭の準備で風情は今ひとつ。そして祓所で目にしたのは鶏さま。DSCF0563立派なお姿です。神様のお使い、神鶏とか、言われているようですし、縁起にも「鶏栖あり」と書かれているようですが、出典はどこにあるのかな?やはり、古代史と奈良は奥が深い。まだまだ勉強不足です。
 ともあれ、おみくじも鶏さまです。DSCF0568
この赤い糸を引いて、下のシールをはがすと小さく折りたたまれたおみくじが出てきます。おみくじは境内に結んで、鶏さまだけ持ち帰りました。つめものをして、文鎮にしようと思います。
 節分の豆もいただいてきました。2月3日は節分。2月4日は立春。いよいよ春です。

3日。京都の朝は暖かかったのに、東京の夜はとーっても寒かったです。関東の春はまだまだかな?

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 建国記念日にちゃりんこで天理に行ってきました・・・(大阪在住のくせに血迷っております)・・・・・  拝殿とか撮るのが目的だったのですが、つい鶏に! まあ、小屋の中の東天紅は撮りませんでしたが、多分チャボとあと白いのは不明です・・・ [続きを読む]

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