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2006/01/20

雪が降るのかな?

 今日、20日は大寒(太陽黄経300°)。旧暦では12月21日。師走、年の暮れといったところです。
 子どもの頃、最も日が短い冬至の日ではなく、一ヶ月も過ぎて大寒となり、大寒ではなく2月が最も寒いということが不思議でした。地学の先生の説明では、地球もゆっくりと冷えるんだよということでした。だから、夏至が一番暑い日ではなく、夏至以降どんどん暑くなるということですが…。「ゆっくり」と感性で語るか、太陽の黄経=黄道座標の経度。春分点を0°として東へどんどん動かして360°まで数えて計算する、と説明するか。
 季節も温度も移り変わるものです。
 『東都歳時記』の12月21日を見ると、「大師河原平原寺、年の市。この辺の賑はひなり」とあります。注目は25日の記述。
 (前略)
○歳暮賀(当月下旬、知音・親戚に往来し、また歳暮となづけて、餅・乾魚等送る。初生の嬰児へは破魔弓・羽子板等を送る)。
 羽子板にはま矢を願ふ師走かな  露沾
 (中略)
○来春売り初めの絵入読本・草草紙・錦絵・双六のたぐひ、絵草紙屋にて仕入れること夥し。東都名産の第一なり。
 (後略)
旧暦、年末の光景です。読本などはこうして新春に発売されたということです。

江戸名所花暦』を見ると、「○雪」という項目があります。
 長命寺 隅田川の堤、曲行の角にあり。境内に芭蕉の碑あり。この辺に彳(たたず)みて左右をかへり見れば、雪の景色いはんかたなし。
 いざゆかむ雪見にころぶところまで       はせを

「東京で今夜、雪が降る!」という予報が出ていましたが、「東京で明日、降る!」という予報に変わりました。今日は暖かい一日だったようです。昨日は風が本当に冷たくて、寒かったです。おかげで昨日今日とすっかりティッシュの手放せない身となってしまいました(本当は外気温のせいというより、こたつで気を失って《眠って》いたのが原因だけど)。今週はなにやらやたら忙しい一週間でした。明日はセンター試験です。昨日お会いした国立大学の先生は「明日からカンヅメ…」とおっしゃっておられました(ちょっと遠い目?)。

 火水木金と国文学研究資料館に通い続けています。収穫はまあまあ。深夜に目が覚めると随筆大成を読み直し。引用に納得のいかない部分があります。(こんな記事ないじゃない)おかしい。やっぱり、原本に当たらなければだめかな~?

 こんな生活をしていると、日常に支障が出てきます。昨日は、帰りの電車を間違えそうになりました。
 あと、人間関係にも支障が出てきます。今日もうっかりとあるカップルと一緒に帰ってしまいました。おそらく、迷惑だったでしょう。私は疲れていてぼーっとしていましたし。こんなに鈍いようではいずれ馬に蹴られて死ぬんじゃないかな?学生時代ならいざ知らず、社会人になってから気を遣わなければならないとは意外でした。とほほー。
 Iさん、しっかり養生して早く風邪がなおるといいですね。

 つけっぱなしのテレビからこんなセリフが流れてきました。
なんも、また戻ってくればいいべさあづましくない街だけど俺待ってますから。」
 意外と北海道方言、なじんでいました。台詞はTOKIOの松岡君。北海道方言はけっこう難しいと思います。
 本当の北海道方言ってどういうものでしょう?実は、よくわかりません。移り住んでいった人々の出身地によって、微妙に違っています。ひどいことには、私と姉妹たちでもそれぞれ言葉遣いが違います。
 「あづましくない」=落ち着かない。馴染まない。ほっとできない。
主に打ち消し(~ない)とともに使います。

 あとよく知られる「しばれる」は、「凍る」の意を含むので、氷点下、それも10℃以下でしか使わないのじゃないでしょうか。体が凍りつくような寒さ。それが「しばれる」です。

さて、明日は雪なのでしょうか?

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