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2005/12/17

新内節

唐突ですが、「新内節」の会はいかがでしょうか?

直前ではありますが、12月17日(土)午後4時 開場
                       午後4時半開演
                       午後6時ころ終演予定です。
会場は、東京、白山の東洋大学 地下2階井上円了ホールです。
入場無料。入口で資料を配布します。

新内節とはどんな音楽か?小学館の国語大辞典では次のように説明しています。

しんない‐ぶし【新内節】 浄瑠璃の一流派。延享二年宮古路加賀太夫が、宮古路節(豊後節)から脱退し、富士松薩摩を名乗ったが、その遠祖。この富士松節から出た鶴賀若狭掾の門弟に鶴賀新内がおり、その初代新内までは鶴賀節といわれたが、文化年間の二世新内から新内節というようになった。劇場から離れ、吉原その他の「流し」が中心となり、煽情的で江戸情緒を濃厚に伝える。

しんない‐ながし【新内流】 
1 新内節の三味線を二人で、地と高音を弾き合わせながら街頭を歩き、客の求めで新内節の一曲または一節を語り、祝儀をもらう芸人。また、その芸能。
2 歌舞伎音楽で、1で用いる曲を流用し、江戸の下町や大川端などの夜ふけを描写するもの。《季・夏》

要するに、時代劇(江戸を舞台にしたもの)などで、三味線を弾きながら歌って歩くきれいなお姉さん(しゃれたお兄さん?)が出てくることがありますが、そういった芸ですね。

想像してみましょう。江戸時代。川べり。柳の木なんかがあって葉が揺らいでいる。そこを歩く流しの三味線弾き。
粋ですねえ。歌舞伎なんかでは新内節だけで、情景描写がなされます。

いえ、実は私もきちんと聞いたことはないのです。

今、研究している江戸初期の親王さん。世阿弥が登場する歌徳説話の研究からはじめてみたら、和歌じゃなくて狂歌を詠んでいるし、椿の絵に讃は書いているし、源氏物語は書き写しているし…、書家なのね?おまけに京都の遊郭で遊女に音曲を教えていた?次は歌謡ですか。それを記録しているのは大田南畝や曲亭馬琴。狂歌師、考証家、読本作者?わたしは和歌と狂歌と絵画と源氏物語と芸能を研究しているのね…?。おもしろいくらいに資料が増えていくけれど、研究としてまとまるのか?いったいどこへ行くんだ私の研究?恐るべし江戸時代、遊女の歌謡まで来てしまったかと笑い転げていたところ、

東洋大学で十返舎一九を研究している先生から「よかったら新内節を聞きにおいでよ。大勢大歓迎。」とのお言葉。江戸の初期と後期ではずいぶん違いますが雰囲気を味わうだけでもおもしろそうです。

折しも、今、東洋大学の入口はイルミネーションをやっています。hakusan_map


正門から続く長い階段。そこは「甫水の森」と名付けられています。夏はせせらぎ、冬はイルミネーション(?)。階段を上り詰めると妖怪博士と異名をとった東洋大学の創設者井上円了先生の銅像がお出迎えをしています。
その正面が井上円了ホールです。

最寄り駅は地下鉄三田線なら白山駅。地下鉄南北線なら本駒込駅。お食事どころは…学食?地下の学食はいろいろなお店が入っています。

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