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2005/12/21

美の伝統 三井家 伝世の名宝(後期)

開館記念特別展Ⅰ 「美の伝統 三井家伝世の名宝」mitsuike
三井記念美術館
前期10月8日(土)~11月13日(日)
後期11月17日(木)~12月25日(日)

以前ご紹介しました 三井記念美術館の開館記念特別展Ⅰがもうすぐ終了します。

展示の内容も前期とは多少変わっています。jitugetu『日月松鶴図屏風』が出ています。
重要文化財です。室町時代に流行した日月屏風の形式……と、気になったのはツル。頭(顔も)と足が赤くて腹が黒くて羽は黒(深緑?濃紺?)~灰色のグラデーション。もちろんタンチョウヅルではありません。
マナヅル(真鶴)です。
鹿児島県の出水市にはマナヅルやナベヅルが冬になると飛来するそうですが、そのマナヅルです。
北海道生まれの私には、ツルというと、タンチョウヅルしか思いつかないのでなんだか新鮮です。なんだか妙な色あいの鶴だなあ。この屏風ではやはりマナヅルの方が画題としてふさわしかったのだろうか?と、妙なことを考えてしまいました。江戸時代の記録にはやたら食用に鶴を献上するという記事がありましたが、おいしいのかなー?
三井文庫には円山応挙の『海波群鶴図屏風』を原図とした三井高福の『海辺群鶴図屏風』もありますが、今回は出ていませんでした。こちらなら、タンチョウヅルとマナヅルが並んでいます。図録ではp.60にあります。

そうそう、今回の図録は全213ページにもなる、ずしりとした質感のあるものです。そして!今回展示されていなかったものも入っています。
05-12-21_14-06

12月25日に終了するのは「開館記念特別展Ⅰ」です。そして、「開館記念特別展Ⅱ」は1月7日(土)~2月12日(日)今度のテーマは『日本橋絵巻』です。この図録は「開館記念特別展」を通しての図録ということです。
この歴史的な建物の向かいになつかしいのれんがあります。05-12-21_14-07
三井越後屋ステーションです。

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コメント

こんにちは。
旅行に出かけていてお返事遅くなってしまいました。
TBありがとうございました。

今後とも宜しくお願い致します。

投稿: Tak | 2005/12/27 12:19

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三井記念美術館で開催中の 開館記念特別展?「美の伝統 三井家伝世の名宝」展に行ってきました。 初めて伺うお宅に行く心境で出向いて来ました。 一度時間を勘違いして閉館してから行ってしまったことがあったので 今回が出向くのは2度目。そんなヘマはしないよう早起きしました。 真新しいビルの日本橋三井タワー1階アトリウムが美術館の入口です。 ところが、この美術館このビルの中には存在しません。 では、何処にあるかというと・・・隣の三井本館ビルの7階にあります。 ややこしいです... [続きを読む]

受信: 2005/12/27 12:18

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