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2005/12/18

新内節演奏会報告

2005年12月17日(土) 於東洋大学
『新内節演奏会』の報告です。
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演目は 『関取千両幟』
出演は 
浄瑠璃 新内勝英太夫さん
三味線 新内勝史郎さん
上調子 新内剛士さん
(写真では左から順に並んでいます)
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新内勝史郎さんが新内節について解説をしてくださった後、『関取千両幟』を上演。

享保年間(1716~1735)末、江戸に下った加賀太夫(1686~1757)が、延享2年(1745)に富士松薩摩と改姓独立し、富士松家を創立した時から「新内節」の歴史は始まる……とのこと。
(『藤根道雄遺稿集』『新内節散歩』抜粋・当日配布資料より)

さらに質問会。
「現在、どこに行けば新内節は聞けるのですか」
以前は本牧亭などで上演されていたそうですが、今はもうないので不定期ということです。
「新内節の方はどのくらいいらっしゃるのですか」
40人ほど?とのこと。プロとして生活することはたいへん難しく、みな高齢化しており、そのなかで最も若手なのが新内剛士さん(20代)だそうです。人間国宝の新内仲三郎氏のご子息。その上の年代はもう30代後半とか。

このような、質問が年配の方々からあったあと、学生からの質問は、撥のことなど楽器に集中。
イメージは「必殺仕事人」?らしい。でも、けっこう積極的でバンド系の人も多かったのかな。
新内勝史郎さんは丁寧にいろいろな質問に答えてくださいました。

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太田記念美術館特別展『浮世絵の楽器』で10月に展示していた「江戸名所百人美女妻恋稲荷」。
このときには新内剛士さんと新内仲三由貴さんが「明烏」を演奏なさったようです。
浮世絵を見たり、演奏を聞いたり、こういった機会が増えるといいですね。

太田記念美術館では、12月1日(火)~12月20日(火)まで、「一足早い新春展」、
1月3日(火)~1月26日(木)、2月1日(水)~2月26日(日) 館蔵名品展
が行われます。
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いよいよ、新春の足音が近づいてきました。お正月くらいはこう遊んでいたいものです。

ただ、しばらくは寒そうです。どうぞ風邪などにお気をつけくださいませ。

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