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2005/11/10

平安の仮名・鎌倉の仮名

前にも書きましたが、
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古今和歌集1100年 新古今和歌集800年記念
『平安の仮名 鎌倉の仮名―時代を映す書のかたち』展がいよいよ始まりました。

会期は 2005年11月5日(土)~12月18日(日)

会場 出光美術館
開館時間 午前10時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
ただし、毎週金曜日は午後7時まで(入場は午後6時半まで)
休館日 毎週月曜日

昼間に行きましたが、ちょうど天気がよかったので正面に皇居が見えました。お茶をいただきながら皇居の緑を眺めつつゆったりと今見た美術品を思うのにもよいところです。

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さて、今回の展示は11世紀から14世紀ころまで(江戸時代の硯箱も加えるともっと時代が下ります)の書の美しさを堪能することが出来ます。書と言っても、料紙の美しさをまずは楽しみ、筆跡の流れを楽しみ…と、もりだくさんです。図録の表紙の右上半分は「石山切 伊勢集断簡」伝藤原公任、『本願寺三十六人集』の断簡です。断簡とは一冊(一巻)の書物を切り分けた一部。書物を美術品として愉しむために中世末ごろより多く作られ(切られて掛け軸などにされ)ました。また、この「石山切」は数種類の紙を破り継ぎで継いだ料紙です。

平安から鎌倉にかけて装飾料紙は一つの頂点を迎えたのかもしれません。和紙は繊維が長いためいろいろなことができます。紙のさまざまを眺めるだけでも楽しいひとときです。

とはいえ、今回のテーマは書です。文字の続きかた、筆の強弱、時代によってさまざまに変化します。どうかわったかは見てのお楽しみ。図録は2,000円。

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コメント

こんばんは。
仮名文字については全然なんだか分からないだろうと思って出かけました。
しかし、その「美しさ」にやられました。

TBさせていただきます。

投稿: Tak | 2005/11/19 20:57

ruihuiさん、こんばんは。昨日は小雪、今日は一葉忌。早いものです。お元気におすごしですか。

五島美術館と出光美術館へ行ってまいりました。いま頭の中は美しい仮名文字の連綿が浮かんでは消えています。まったく、すばらしい展示ですね。中でも古筆手鑑「見努世友」は圧巻でした。聖徳太子、西行、俊寛僧都、文覚上人‥ 千年の時を超え思わぬ人びととの出会いに、思わず声を上げそうになってしまいました。手鑑の中に平家物語まで見えてくるようで‥ 師と仰ぐ兼好先生の手まで見ることができ、至福のひとときでした。 もう一度、見たい。

投稿: 雪月花 | 2005/11/23 23:27

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» 「平安の仮名、鎌倉の仮名展」 [弐代目・青い日記帳]
出光美術館で開催中の 「平安の仮名、鎌倉の仮名ー時代を映す書のかたち」展に行って来ました。 仮名文字だけの展覧会です。 いくらそうは言っても少しは出光のことだから 絵も時代に即したもの何点かでているでしょ? 出ていません。 仮名文字だけの展覧会です。 よって展覧会の構成もいたってシンプル。 第一部 平安時代の仮名 第二部 鎌倉時代の仮名 潔いです、ある意味。 今年が「古今和歌集1100年・新古今和歌集800年記念」に当たる 記念すべき年... [続きを読む]

受信: 2005/11/19 20:56

» 平安の仮名、鎌倉の仮名 @出光美術館 [徒然なるまままに]
古今和歌集1100年・新古今和歌集800年記念 平安の仮名、鎌倉の仮名 ―時代を映す書のかたち― 2005年11月5日〜12月18日 出光美術館のHPから:平安時代と鎌倉時代の仮名。どちらも今日の私たちからみれば美しい仮名ですが、印象はずいぶん異なります。平安の仮名はたおやかで優雅、鎌倉の仮名はかっちりとして厳格。本展では、仮名が主に和歌を記した文字であるという視点から、それぞれの時代に和歌がどのような場で用いられたのかを考えながら、... [続きを読む]

受信: 2005/11/20 09:10

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