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2005/10/15

さすがに疲れた

仕事に、というより、上司のことばにおちこんだとき、美しいものをみると心がなぐさめられます。

世田谷区上野毛の五島美術館では、
[館蔵]秋の優品展 絵画・墨跡と李朝の陶芸展が行われています。
2005年9月3日(土)~10月23日(日)
そして、10月15日(土)~10月23日(日)までは国宝「紫式部日記絵巻」を展示しています。murasakisikibu1
紫式部のもとを二人の公卿が訪れるという場面ですが、注目は庭(前栽)の様子。一見灰色に見えますが、よく見ると多彩な植物にあふれています。この点は実物を見てのお楽しみ。
また、金をはでやかに使った装飾料紙の文章部分も豪華です。murasakisikibu2
「疲れたなー。死んだら困るから生命保険に入るか」と言った私がばかでした。「受取人はこっちで」冗談話とわかっていても、同僚と上司はまんざらでもない様子。保険金が楽しみですか。冗談とわかっていても、イタイです。赤の他人を受取人にすることはありえません。けれど、「君は病気が再発するかもしれないし」とまで言われると、がっくりしてしまいました。本当に死んだらどうするんだ。というか、今のペースで仕事をすると、ほんとうに死ぬかもしれませんがまだがんばりが足りないからだそうです。
98歳まで生きた女流歌人、高畠式部の歌に、「薄暮述懐」として「けふもまた空しく暮ぬ入あひのかねておもひし事もはたさで(九十七嫗 しきぶ)」があります。97歳でこの歌です。
死んでしまう前に、「かねて考えたこと」くらいはまとめたいなあ。最近弱っているので、生命保険の加入は考えるけれど、「死ぬ気で働かなければならない」ということも現実だけれど、…なんだかなー。
部屋で冷たくなってしまったとき誰か部屋を訪れて発見してくれるのか?あやしいなー。

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コメント

ruihuiさん、おはようございます。
栗名月にTBを打たせていただきました。

お疲れのごようすですね。仕事をしていますと、
こころない同僚や上司のことばに傷つくことが
しばしばありますよね。そんなときはわたしも
ruihuiさんのように別乾坤に気持ちを遊ばせて、
職場という世俗を見下ろすようにしています。

五島美術館へはぜひ出かけてみるつもりです。
李朝のうつわも絵巻も、とても楽しみです。

投稿: 雪月花 | 2005/10/15 09:07

雪月花さま
TBとコメントありがとうございます。
すみません。あんまり、がっくりしたもので愚痴ってしまいました。お恥ずかしい限りです。

いよいよ、日本の古典作品をいろいろ見られる時節となりました。
やはりお月見はできませんでしたが、「見えない月を想う」という和歌もあります。「想う」のもいいですね。

投稿: ruihui | 2005/10/16 21:14

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