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2005/09/17

京の雅び・都のひとびと―琳派と京焼

『京の雅び・都のひとびと―琳派と京焼』展
 [併設]仙厓展
kyounomiyabi
期間は2005年9月3日(土)~10月30日(日)。
出光美術館にて行われています。

図録をみると、
第一章 洛中・都の景色―京都の町並みを歩く
第二章 「琳派」という雅び―宗達・光琳の絵画模様
第三章 楽茶碗と仁清・乾山―京の陶芸を楽しむ
という構成になっています。実際の展示では絵画と、陶芸が同時に(交互に)楽しめるようになっています。
表紙は伝俵屋宗達『月に秋草図屏風』。豪華です。ちょうど明日18日は中秋の名月。この絵は半月ですが、秋といえば月ですね。夏の夜とはまた、違った味わいがあります。9月も半ばとなり、涼しくなってきました。出光美術館は金曜日は7時まで開館しています。6時半までに入館すると、星や月は無理でしょうが、都会の夜景を眺めることができます。

気になったのは、尾形光琳『蹴鞠布袋図』。松花堂風の筆致で、でも一生懸命に鞠を見あげている布袋さん。松花堂昭乗の『布袋百図』」(だったかな?大倉集古館蔵品)とくらべるとその表情がやはり違うように思われます(絵師が違うのですから違って当然ですが)。今回出ていた光琳の人物画はどれも〈今、研究中!〉というように見えました(あくまで印象ですが)。努力する天才といった姿でしょうか。
いろいろな人が布袋さんを描いていますが、見比べると違いが際立っておもしろいものですね。

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コメント

Ruihui様

コメントとTBをありがとうございました。
いつもの華麗な光琳の絵を想像していくと、今回はもう一つかしら・・・?と思ってしまいますが、たまには日本文化に触れるのも何か心が癒されますね。

若い頃のドヌーヴは本当に美しくて、それを再現したくなる制作者側の気持ちも分かりますね!

TBさせて頂きます。

投稿: Julia | 2005/10/09 21:10

Juliaさま
コメントまでありがとうございます。
根津美術館では光琳の『燕子花図』が特別展示されました。金と青のコントラストがきれいです。

投稿: ruihui | 2005/10/10 00:00

こんにちは。
TBありがとうございました。

屏風絵と陶芸を上手いことミックスさせて
展示してありましたね。
最後の展示室の兄弟展示も秀逸でした。

宗達の「月に秋草図屏風」に描かれている
光景がたまらなく好きです。
何も描かれていない所に感じ入るものがあります。

あれこれと勉強になった展覧会でした。

投稿: Tak | 2005/10/16 12:36

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